灯油・重油等の地下貯蔵タンク及び地下埋設配管を有する施設においては、地下埋設箇所に腐食劣化による穴が生じ、危険物が流出する事故が多く発生しています。地下埋設箇所は、目視では発見することができないため、原則１年に１回「漏れの点検」の実施が定められています。点検方法は、ガス加圧・微加圧・微減圧法等により、「点検の方法に関する知識及び技能を有する者」が実施しなければなりません。 点検技術者の資格を持った当社技術スタッフが、長年培った技術と経験で、安全かつ正確な点検を実施します。 また、パッキン・液面計・ポンプ・配管の更新などのメンテナンス、危険物施設使用停止に伴う「地下タンク廃止工事」、タンク内部の水・不純物による劣化やボイラー不着火を未然に防ぐ「内部清掃」、流出防止対策等に係る「内面ライニング工事」なども対応しています。

ビル・マンション・工場・商業施設などの建築物に設置されている「飲料用貯水槽」は
建築物衛生法・水道法で、１年に１回定期に清掃点検を行うことが法的に義務付けられています。飲料水や給湯水などの生活水を供給する給水設備は適切に管理されていないと、汚れ・腐食・破損などさまざまな問題が発生し、水質の劣化も想定されますので、常に衛生的な状態を維持することが大切になります。
監督者の資格を持った当社技術スタッフが、清掃点検後の不良個所の報告・設備保守の最適な提案を行い、トータル的なサービスを実施します。
また、パッキン・防虫網・ボールタップ・ポンプ・配管の更新などのメンテナンス、塗装劣化に伴う水質の悪化を防ぐ「外面遮光塗装」なども対応しています。

循環浴槽配管の内部には、皮脂・湯垢・湯どろ・温泉成分の残留物の汚れをエサにする雑菌がバイオフィルムを形成し、温床し続けるとレジオネラ属菌・大腸菌などが繁殖してしまいます。
キッチン・洗面所の配管の内部にも、油脂・洗剤カス・異物の混入などで閉塞や劣化が進行してしまいます。
当社では専用の洗浄剤・高圧洗管ホース・ノズルを使用し、配管内の詰まりや汚染からくる感染症を予防します。

定期点検やメンテナンスを実施した設備が実際に正常な状態を保っているか有効性を確認するため、飲料水・浴槽水の検査をしています。
「設備点検＋水質検査」というセット業務により、お客様に対して費用対効果と大きな安心感を与えることができます。

一定の大きさを超える大規模建築物においては、建築物衛生法に基づき、館内の主要ポイントにおいて、２か月に１回/１日に２回の空気環境測定義務が定められます。
当社では、初めてのお客様に対する「測定ポイントの設定」から始まり、専用機器・専門実施者が正確・迅速な測定をすることにより、館内の快適な環境の維持に貢献いたします。